鍼のやめ時がわからん

体に痒みがある同級生のYさんの治療をしました。

皮膚の症状は、かなり難易度が高いので治療前から参考書を読み、学校で先生に確認してから治療をしました。

30分ほどの治療時間しかできなかったけど、嘔吐寸前の状態になるほど体の変化が現れました。吐いたら体の症状が改善するから、吐けると良いのですが・・・

翌朝になって症状を伺うと、帰宅後は吐けず皮膚の症状は悪化したそうです。

吐けなかった・・・これはとっても残念こと。体内に滞っている不要なモノを出した方が改善が早いのですよ。

私が治療する前に、有名な先生にも治療をしてもらっており、皮膚に症状がでるかもしれないとお話があったそうです。ですから好転反応の一種なのです。

改善途中のできごとだとわかっていても、私にとって初めての経験です。皮膚の痒みが強くなったり、アレルギー症状が増えたら、何とかしたいと思う気持ちが働き、オロオロしてしまうモノなのです。

焦って友人に相談すると、体の中の状態が改善しているから治療が上手くいってること。それがなかったら治療にならないでしょう!と当然のように言っていました。

そのような症状がなく治療ができると良いと思いましたが、難しいことなのね。

皮膚の症状一つをとっても、体の状態が弱っているから現れる症状。薬で改善する方法は一時的な対症療法であって、根本的な体の改善ではありません。ステロイドを一時的に使うことも必要な場合がありますが、更に悪化した症状が現れてしまったり、薬の副作用がでることもありますからね。

ですから、後日改めて治療をさせてもらうことになりました。お若いこともあって、実際に鍼の反応が良いので、次から次へと体の変化が表れていました。

体が反応し過ぎるので、鍼の止め時がわからないまま、ついついやり過ぎてしまったような気がして、翌日本人に聞いてみました。

案の定、怠さが残って睡眠時間は10時間ほどだそうです。治したいという私の感情が、やり過ぎを招いてしまいます。

効果を追わず鍼をやめる意思をもたないといけないと思う治療でした。

何においても「抑制」する精神って、かなり習得に時間がかかるように思います。