技術より心持なのよね

先日、お世話になっている先生の治療を受けてきました。

印象的だったのは、体調不良の原因を特定するまでの時間がかなり早いと感じました。感覚が鋭い方ですから、余り問診をしていなくとも色々とわかるのでしょうかね。触られる所が痛いのなんのって「普通、こんなに痛がらないよ」って言われました。

治療は、問診の時から色々と話かけてくださったり、鍼を打たれて体が緩めば会話をやめて寝させてくれたり、相手の状態を直ぐに察知して対応を変えていらっしゃいます。普通のことのようですけど、これってかなり高度な技術なのですよ。鍼に集中もしなくてはいけないのですからね。また、折角の先生の治療と思って質問をしようとしましたら、学校では見せたことのない険しい表情をしてるし、、、

「こりゃぁ~今はとてもとても話しかけられないや・・・」

こっちが気を遣うような場面もあったりしましたが、先生の治療は「患者への対応は全て同じ!」なのでした。

技術習得が目的の予約でしたし、学生なのに、こんな真剣に治療してくださってありがたいな~と思い、今後の治療頻度まで聞いてしまいましたよ。学割があるから利用しないとね(笑)

そして今回、先生の治療を受けてみて学校での出来事を思い出しました。

余りにも知識がなさ過ぎて、どのように治療を進めてよいか分からなかった時、先生に質問をしたことがあります。先生から「鍼1本に魂を込めるつもりでやれ!」と少々厳しい口調で言われ「そんなせっしょうな~」と、心で嘆いたことがありました。

私の質問内容から真剣さが足りないと分かったのでしょう。

実際に治療をすると、知識が増えたって回復に結び付かないことって沢山ありますし、結局のところは、治療者は相手を選ばず、今ある自分の技術で丁寧に対応することだけが大切だってことですね。

患者が求めることを理解することの方が、一番の効果につながるのかもしれません。

やっぱり、先生の治療を受けるって勉強になりますね。