少し物足りないくらいがいい~

以前、体調不良の方を続けて10回ほど治療したときのこと。

かなり体が弱ってしまい、なかなか改善しない方でした。毎回、1時間ほど治療していたのですが、なかなか改善が見られないので、ある先生に相談をすると「やりすぎ!」と言われることがありました。もっと短く簡単で良いというのです。

えっ~~~!!

次回の治療を30分程度で終わらせたのですが、、、

「なんだか物足りない・・」と言うのです。

そりゃ~そうだよね!今までより時間は半分だし、治療後のボォ~っと怠くなる症状がないのですから。

治療効果がでずにションボリしてましたら、翌日の効果は「今迄で一番よかった」と言うではありませんか!

えっ~~!!うっそ~ん。

大変びっくりしましたが、本人はもっとびっくりしてました(笑)

「はり」治療って、刺されてズ~ンと響いたり、電気を通してピクピクしたりすることで、効いているような感覚を覚えるのですが、残念なことにその感覚は効果とは全く関係ありません。また、治療後の気怠い感じがないと効いていないように思ってしまいますよね。

マッサージのように、揉んで手ごたえを感じる方がやって貰ったという感覚を受けますが、強い刺激を定期的に受けますと、同じ刺激では満足できなくなり、更に強い刺激を求めるようになります。

一説には、筋肉を刺激し続けると筋肉が固くなってしまって逆効果ということも。そうなると、治療しても治癒はせずに、悪化してるってことにもなるってことですよね?

それってイヤだな・・・

 患者さんが「もうちょっと、やって欲しいなぁ~」と思うくらいで終了するのが良いってことですね。

「ごはん」も「はり」も八分目がちょうどいい~

人の役に立つって、、、生きてる人の特権です

90歳のMさんの治療をしています。骨折をされて歩けなかったのですが、かなり回復されてきています。

週に1回、自ら歩いてデイサービスへ通っているほど。本当に元気な90歳です!

デイサービスに参加される方は、お風呂を入れてもらったり、食事を食べさせてもらったり、映画をみたりして過ごすのですが、、、Mさんは参加される方の食事の用意をしたり、食後のお皿を洗ったり、お手伝いをして帰るのだそうです。

サービスをされる側なのに、Mさんがサービスをしているのだと、楽しそうにお話になるではありませんかっ(笑)

お話が始まる当初は、デイサービスは行くのがツマラナイ・・・と、お話していたのに、お話が終わる頃には、行くのが楽しみです!と、仰るのですよ。

まぁ~(微笑)

以前、Mさんが私にお話されたことを思い出しました。私は生きていることに意味があると思っているんです!と、Mさん。

はい!もう既に見つけられて行動なさっていますよね。

人の役にたつことが、喜びだとご存じなのです。もっとやりたかったことも沢山あると仰いますが、娯楽よりも何よりも、人のために何かをするって、娯楽の何百倍も幸せを味わえますよ。

この頃、なんとなく元気がないMさんでしたが、帰られるころにはすっかり笑顔も戻り楽しそうです~。

患者さんの笑顔は、効果の判断にもできますが、治療家を元気にしてもくださいます。ありがたいことですね~♪

楽しいひと時を過ごすと体もよくなるよん

パーキンソンの方(Sさん)の治療をしています。

パーキンソン病パーキンソン症候群がありますが、薬がよく効いて、脳の画像診断で異常がない場合は、パーキンソン病の確立が高いです。脳から分泌されるドーパミンの量が減少してしまうのです。

症状としては、体を動かそうとせずとも震えが生じたり、筋肉が持続的にこわばったり、動きが緩慢になったり、姿勢が保てない等があります。

Sさんと初めてお会いした時は、随分と辛そうな様子でしたが、私が治療の一部を担当する翌日から調子がよいと仰います。

わぁぉ~~!!本当かどうか?は別として、とっても嬉しいです。

確かにこの頃は、顔色もよく表情が豊かになっています。本当によかったですねぇ。

 

パーキンソンの症状は、時間をかけて治療していくことが必要です。完治よりも、進行を遅らせることを目指す必要があります。そのくらい、ゆっくりな気持ちで治療すると気持ちも焦らず、よい治療につながります。

そして、特に姿勢の保持が難しいので急に進路を変えるようことはしないようにご注意ください。横転をして骨折をすると、症状を悪化させる原因になります。こちらの方が深刻です。

ゆっくりとでも動ける毎日を過ごすことが大切なのですよ。

私はこのSさんの治療の一部ではなく、全治療を受け持ちたいと感じています。治療中に色々とお話をすると、よく笑っていらっしゃいます。

治療も大事だけど、楽しい時間を過ごすことが大切なのです。そうそう!私はそれなりに楽しませることが得意ですから(笑)

もっともっとよくなりますよ!お楽しみに~

はりの痛みって、いったい・・・何?

毎週「はり」の練習の日があり、先生に「はり」をします。

卒業後に「はり」を打つ練習が激減したため最初は緊張しましたが、何回か練習していく内に随分と感覚が戻ってきました。

痛みを感じやすい私としては、必要以上に相手の痛みを気にしすぎて、思いっきり打てないタイプですが、、、

先生:「上手ですよ!」

 私:「イヤイヤ、、、」+お世辞でしょう~と心でつぶやき・・・

先生:「今まで、体を貸してきたけど大丈夫です。早めに臨床へでましょう!」

 私:「えっ?!」

うっそ~ん。直ぐに臨床へ出るなんて、困るな~と思い、自主練習を始めました。。。

 

痛みのない治療が理想ですけど、1本も痛みの出ないない治療は難しいそうです。

実際に臨床の現場でも、普段痛みを感じない患者さんが、痛みを訴える日があります。痛い「はり」って、施術者の問題と決めつけていたのですが、体の状態がよくないときに痛みを伴うこともあるようです。

もちろん「はり」の種類や部位によるものや、体質的に痛みを感じやすい人もいます。他には、下手な人に打たれると痛いこともありますよ(笑)

また、どうしても痛い鍼、熱い灸をしなくてはいけないこともありますしね。

 

沢山書いてみましたが、それでも痛みはない方がよいですよね!できる限り刺激の少ない治療をしたいと思います。

自分にあった先生が見つかるとよいですね。

 

「はり・きゅう」信者が1人増えました

知人が定期的に「はり・きゅう」の治療に通っています。体調が悪く辛い状態だったので、私がお勧めしました。

当初「はり」に対して強い抵抗感を持たれており「はり」治療をいっさい信用していない方でした。治療に5千円も支払いたくないという気持ちもあったのでしょう。

自分の体について話したことを本当に後悔したようです。断りにくくなってしまった訳ですからね。私としては切っ掛けは何でもいいので反対に良かったですけどね(笑)

最初の治療が終わった当日「何をされているか分からないけど、どうなのか?」また、「時間をあけずに通った方がよいのか?」と質問があったのです。

これって効果を感じていたのでは?と思いますが、どうなのでしょう。

最初は時間をあけない方が効果が得られやすいと伝えましたら、あ~ら!素直に言うことを聞いて通うではありませんか(笑)

何歳になっても元気でいたいと思うのは普通のこと!

そして、本人が治そうという意思があってこその治療なのです。きっと、ご本人は西洋医学に限界を感じていたかもしれませんから、お勧めしたタイミングがよかったのでしょう。

先日、生活習慣を変えなていないのに血糖値の数値に変化があったと話されてました。また指の痺れも消失したり、腰の痛みもなくなったり、明らかに辛さが軽減しているのです。指や腰には一切「はり」をしていないのにね。

いままで東洋医学を信用しない方でしたが、ちょっぴり「はり・きゅう」を信じ始めたと言葉で表現されていました。

まだまだ、体力がある方なので変化が早く表れます。これから西洋医学での薬が減るといいですね。

治療費が安いと感じられるかもしれません(笑)

「はり・きゅう」の治療費が、予防費として支払える人が増えるといいですね。

患者が沢山のことを教えてくれます

学生のときから母親の治療をしてきました。

昨年の秋ごろから、母親の体調に変化があり、腕も痛くて腫れてるし、体には湿疹ができるし、足は痛く歩行困難なのです。その他にも指は痺れて痛みがあるし、、、

辛いと毎日が楽しくなくなりますよね。

自分に時間と体力があれば良いのですが、いずれ限界が来ると考え、治療をお願いすることにしました。

3回目の治療のとき、いつもより刺激の強い内容でしたので、翌日以降も体のダルさが続いて寝込んでいました。

そんなとき、体に痛みがでるたびに連絡がくるのです。

「これって鍼のせい?」と言わんばかりなのです。もちろん、ストレートに「はり」の所為にはしませんが、母親が思っていることはわかります。

これって「好転反応」と言われるものなのですよ。

回復段階で現れる症状ですが、今まで体の中に溜まっていたモノ(毒素や不純物など)が、体外へ出るときに現れる症状なので心配はいらないのです。体を休めるようにと自分の体が訴えているのですから、その通りにすればよいことなのです。

ですが、今回は想像しない部位に「灸」をしましたし、痛みのある部位には一切「はり」をしませんから、母親だって何をやっているか分からず心配になるものねぇ。

やはり、日本人は「はり」に対して、馴染みがないんですよね。そして東洋医学の良さを知らない人が多いのです。

本当に体が弱ってしまいますと、西洋医学の薬のように痛みが瞬時に消える!なんてことは難しいので、多少の時間は必要になります。

本人としては病院より高いお金を出しているのに治らない事に不満もあるのでしょう。

好転反応」って、本当は喜ばしいことなのですが、固定観念や常識を変えるってナカナカ難しいところ。辛い症状が続けばなおさらです。

「はり」ってどこへ行っても治らないような人が最後の駆け込み寺として足を運ぶ人が多く、どうにかならぬものかと思ったりする今日この頃です、、、

本人がどれだけ自分の体を治したいと思えるか!治療者がどれだけ患者の体に向き合えるか!その両者の思いによって、治療効果は劇的に変わるのでしょう。

余りに調子が悪そうなので、実家へ行って治療してきました。

まだまだ体は弱っていますけど、怠さはすっかりなくなり歩くスピードも早くなりました。先ほどまでグッタリしていたのが嘘のようです。

序に他の家族も治療して合計3人。畳の上での治療練習でしたので腰が痛いです・・・

今回のことで、畳の上で最低5人は治療できるようにしたいところ。家族は臨床で必要なことを沢山教えてくれる患者です。

自然に沿って過ごしましょう

春ですね~。季節の変わり目ということもあって、なんとなく体調を崩されている方とお会いする事が多いです。

日照時間が増えて徐々に気温も上がっていくのは、冬から春、春から夏への季節の移り替わりです。そしてその変化に少しずつ慣れていくのが私たちの「体」。

外界の状態に合わせていくと「体」は整うようになっていますが、現代では非常に難しくなってきました。

インターネットの普及から、得られる情報量が多くなり、仕事で求められるスピードが早くなってきています。ですから人間にかかるストレスは非常に多いと思います。

また、異常気象などにより春であっても少し暑くなれば室内にクーラーがかかることも。汗をかいて体温調節をする本来の機能を使わずに「体」が冷えてしまいますよね。

このようなことから「自然」も「人間の体」も全く同じ「エネルギー=モノ」という東洋の考えについて書いてみようと思います。

愛用している「物」に使用者の「エネルギー」が宿る!なんて聞くことはありますよね。「エネルギー」って沢山ありますが「物」もエネルギーの一種ととらえ「目に見えるモノ」も「見えないモノ」も同じ「エネルギー」として考えていきます。

「春」という形がなく「目に見えない=季節」もエネルギーですが、「人間」という形がある「目に見える=体」も実は「エネルギー」です。

両者ともに同じ「エネルギー」なのですから「自然」の「エネルギー」に沿って過ごした方が健やかに暮らしていけるのです。だって、人間の力とは比べ物にならないくらい自然は物凄いパワーがありますから。はっきり言ってかないません。

とはいっても、少しくらいの不調であれば、お父さんは家族を守るために会社へ行くでしょうし、お母さんは可愛い子供の世話をするでしょう。ノンビリ過ごすなんて難しいですよね。

なんとなくダルイというときは、病院で数値化されないだけであって病気になっているというサイン。東洋医学では「未病」といいます。

このような時は早めに東洋医学を活用すると病院へかかりにくくなりますよ。

私は鍼灸師なので、早めの「はり」をお勧めします。とっても心地がよいですよ~。

 

素直でいると良いことがあるもんだ

4月から治療院で働いています。

昨年、鍼灸院でアルバイトをしましたが、性格的にお勤めは難しいと思い卒業後は普通の企業で働き、空いてる時間に鍼灸のお仕事をする予定でした。

ところが3月の卒業間際のこと。ひょうんな切っ掛で紹介された治療院。初めて業務内容を聞いたときは、はっきり言って怯む私がいましたが、紹介して下さった方の強いお勧めもあり、その場で求人先に連絡を入れ面接をしていくという・・・トントン拍子に話が進んで4月から働くことになりました。ご縁ですよね~。

体力面が一番心配ということを正直にお伝えしましたら、1か月間は様子をみてもらって、難しいようであれば辞めてくださいとのこと。これは私が継続できるかの判断する期間としていただいた時間です。随分とのんびり仕事をさせていただいており、恵まれた環境だな~と思う毎日です。

だって、クラスメイトの仕事状況を聞きますと、毎日フルで鍼灸に携わっている方は殆どいません。普通の企業と掛け持ちだったり、リラクゼーションの仕事についたり、今までの仕事に戻ったり、未だ仕事をしていない人などなど。

そんなことを聞きますと、のんびりと臨床で鍼灸に携われる勤務先に就けたのは、なんともラッキーなことです。

ずっと臨床で鍼灸をしたい!という気持ちがありました。やっぱり自分の思いが強いと願いは叶うモノですね。

そして自分に嘘をつかず素直でいると、必ずよいタイミングで必要なモノが寄ってくるモノなのです。どれだけ自分の思いを強く持ち続けるかが重要。

ホント、素直に生きることの大切さを感じています。

なんでも体験してみないとねぇ~

3月で学生生活を終了しました。のんびり過ごしている毎日ですが、夜間の学校生活と国家試験の勉強が想像以上に体を疲れさせていたようです。仕事でかなりストレスを感じたこともあったのに、夜学生活は私にとって異常なストレスを感じさせる毎日だったのでしょう。体は正直!ほんとストレスに弱い人間だと思いました(笑)

ですが、私と会う人は「元気そうだねぇ~」と、見た目ではわからないらしいです。確かに体調不良で休んでも、ズル休みと思われたことがあったしな。元気ハツラツなイメージがあるのでしょうか。それはそれでうれしいことですが、やっぱり少しは私の気持ちをわかってよ!と、思う気持ちが普通にあります。

そんな時、いつも治療をお願いしている先生だけは、私の体を気遣ってくださいます。「元に戻るのは数か月かかるよ。かなりお疲れだからよく休むように!」

あっ!この先生は自分の体を理解してくれてるんだ!と少しだけ驚いたのと同時に、ちょっぴり嬉しさもあったりして、、、治療家に必要なことを教えてもらったように感じます。

以前から「相手が感じていない痛みを知って、その部分も治療すると患者さんとの信頼関係ができる」と教えてくださる方がいます。何度も何度も同じことを伝えてくださいましたが、今回のことでやっと腹落ちした感じです。

痛みをどれだけ理解するのが、私にとっては重要なポイントなのかもしれません。

「行為」や「体験」があってはじめて「理論」が成立するのですねぇ。

数をこなすことが必要なのだと再確認させられました。

はい!これから地道にコツコツと、やらせていただきますぅ。

のほほーんと過ごします。

知人が入院をしました。大変な状態にもかかわらず、私に対して心配させないように気遣うのです。自分が同じ状態になったときはどうなるのだろう?と想像してみましたが、今の私には同じことは出来ないと結論に達しました。気丈に振る舞う姿勢に敬意を表します。

また、先日は多忙な毎日を過ごしダウンされた先生に治療をお願いしました。回復中とのことでしたが、以前と比べるとかなり痩せてしまい、患者である私が完全に休まらない気持ちになってしまいました。もちろん、そのような状態であっても治療結果は素晴らしいですが、、、。

お仕事ということで本人にとっては普通のことかもしれませんが、どんな状態であっても目の前の患者を良くしようと思うことってステキなことですよね。

このお二方と接して感慨深い気持ちになりました。

なぜ?この様なことを思ったかと言いますと、私が国家試験の勉強中に、他人を思いやる気持ちは薄かった毎日だったのです。ただの勉強なのに、、、。

お二方のような人間になるには、何が必要なのでしょうか。

昨年から私は沢山の方から貰ってばかりの毎日を過ごしました。「貰う」ことばかりって、とっても嬉しいことのように思えますが、ホントは「あげる」ことの方が、何十倍もハッピーなことなのですよね。

どんな時でも「あげる」ことが出来る人って、この事を知っている方なのでしょう。相手を思いやる気持ちを持ち続ける自分でいたいですね。

自分の回りにいる人は、みんな笑っていて欲しいです。だからこそ、毎日をのほほーんと過ごしていきたいと思います。