はりで痩せる?

患者Kさんを治療していますが、大腿骨頭が壊死して手術をされたのが1年前。その他にも様々な症状があります。

1年ほど鍼灸治療をして脚が動くようになったそうですが、私が担当してから1か月ほど。かなりスタスタと歩けるようになられました。

背中が丸くなり、お婆さんのような歩き方だったのに、今では背中がシャッキーンと伸びて歩くのも軽快!

「お部屋を掃除することができました~」と仰るKさんですが、もっと喜んでいらっしゃることがありました。

「先生!お腹やヒップ周りが細くなったのよ~」と少女の様に話されてました。

確かに、座っている姿を拝見しますと、以前より背筋が伸びていらっしゃいます。それに、お腹周りは誰がみてもスリムになっていました。さらに、ご自身の下腹を両手でつかみ「このお肉は何とかなりませんか?」と聞いてくるほど(笑)。

最初は、脚が痛い、腰が痛い~という内容しか話さなかったのにね。

今度は、少しずつ動いて体に筋肉をつけていきましょう。もっと動けるようになったら、スリムになり過ぎて困っちゃいますね~(笑)

女性は何歳になってもスリムになると嬉しいモノ。常に美意識を持ち合わせていると若々しくいられますよ~。

 

夜逃げしたい気持ち

人間は何のためにこの世に生まれるのでしょう。

何だか哲学的なことを書いてしまいましたが、、、実は、自分が診ていた患者さんがこの世を去り、久々にシンミリしています。

この仕事をしたら切っても切れない、いつかは通る辛い道なんですよね。

患者さんが回復するために、お手伝いさせていただくのが鍼灸師なのですが、そうではない患者さんも診ることがあるということを経験しました。

その患者さん(Yさん)は、認知症があり、脚と手に拘縮もあり、常に眠っている状態なのですが、食事の時間になると目は閉じていても口は開けるというくらい元気な方だったのです。

ですが、ある時から急に食事をとらなくなり衰弱をしていきました。容体が気になることはありましたが、亡くなる1週間ほど前からでしょうか。

脈に異変を感じました。あれ?この脈はみたことないな~。これはおかしい・・・

※上記内容は偉そうな文面ですが、私なりに数少ない経験で感じた事ということで聞き流してください。

脳梗塞を起こしているのではないか?と、伝えてみるものの取り合ってくれませんでした。ですが治療をしている際、エネルギーの変化を感じる場所があり「はり」をあてていますと、Yさんの表情がみるみる穏やかになっていくではありませんか!

私:「ここは、とっても気持ちいいですねぇ~」と、話しかけますと、、、

Y:「はぁ~い!」いつも眠っているのに、子供のように無邪気に返答されました。

約1週間後に再診で、前回の脈とは質も早さも全く違い(もちろん前回も含めて診たことのない脈)、呼吸も荒くなっているので、これはタダ事ではないと思い院長に伝えました。治療をしない方がよいのでは?と。。。

でも院長からの指示で、いつもより短い時間で軽い治療をしたのでした。個人的には納得がいかず、悶々としていたのですが、翌日、院長から連絡が入りました。

長:「昨日、Yさんが亡くなりました。」

私:「私の治療の後じゃないですか!(泣)」

長:「これも勉強です。」

私:「・・・・・・・・」

 

末期ガン患者の治療で、緩和治療というものがあります。

痛みに苦しむ患者さんを少しでも楽にして死期まで過ごすという治療です。

Yさんはガン患者ではありませんが、症状が改善されずご家族の意向でターミナルケアにすることが決定されたときでした。

私はYさんの治療をちゃんとしていたのだろうか?自分が死期を縮めてしまったのではないだろうか?そんなことを考えさせられました。

治療をするということは、相手の人生を受け持つ覚悟がないといけないのです。

慰安か?治療か?どちらを選択するかは治療家が選ぶことですが「鍼灸」は、間違いなく医療なのです。

今回はとっても貴重な体験をしましたが、重くのしかかるモノを感じています。

卒業してまだ間もないのに・・・・久々に逃げたいと思う自分がいます。

 

夜逃げしたらラクチンだろうなぁ~(妄想中・・・)

 

ほんのチョットの我執ならええんでな~い?

1か月ほど治療を続けてくださる患者Mさん。

ちょっと調子が良さそうと感じてしまいました。外気が暖かくなったこともあり、顔色もよい感じです。

前回から調子が良くなってきていると思っていましたが、ご本人は「暖かくなったからかな?」とか「今日は散歩をしたからですかね。」と仰います。

 

今回はどのように答えるのか?と思って聞いてみますと、、、

その①:「毎朝、はちみつを大匙2杯ほど食するようになったのが良いのかな」

その②:「それに、今日は庭の草花を手入れを長時間したので血流がよくなった」

その③:「あ、そうそう!先日は妻の作った餡子を食べたくてリクエストしました」

 

ありゃまぁ~(´∀`;)

かなり回復されているじゃ~ありませんかっ!

 

1週間前に話してくださったことは、、、

その①:「食欲がなく吐き気が生じる!」

その②:「足が冷えて怠く散歩をさぼりました!」

その③:「お腹(期門辺り)が痛い!」

その④:「首がぁ~、頭の後ろがぁ~、肩がぁ~、指の痺れがぁ~」などなど。

 

食欲も出てきているようですし、動こうとする気持ちも出てきています。

しかも、その他にお話くださったこととは、、、

M:「先生!実は今日、起床したら久しぶりに元気な状態になりました」堂々と申告。

 

あんれまぁ~(*^。^*)

私:「それは!それは!本当によかったですね!おめでとうございます。」

M:「先生は本当に思っていただけるのですか?」目をパチクリさせて驚いた様子。

私:「はいっ!もちろん思いますよ!嬉しいですよね?」と即答。

M:「はい!嬉しいです。理解のある先生と出会いました。」としみじみ仰る。

どんな会話なんじゃい!まぁ~ これ以上の内容は書けませんが、喜んでいらっしゃる様子に嬉しくなりました。

 

この様なことがありますと、ついつい「はり」の効果と伝えたくなる自分がいます。

「はり」の効果は、相手にはわからないから、伝えない方が良いですよ!と、先日知り合った鍼灸師S先生からアドバイスがありましたので、伝えないようにしますけど、、。

 

これって「はり」の良さを認めてもらいたい私の「我執」ってヤツですね。

私はお子ちゃまなのです。もう少し大人にならないといけませんねぇ。


できるようになるんでしょうか~。。。

自然に沿って過ごしましょう②

今年の夏は本当に暑い。例年の今頃はまだ梅雨なのに、猛暑で人間の体温以上の暑さがあり、体調を崩す方が続出です。まぁ~その内の一人がわたくしなのですけど・・・

今の自分の体を、どのように使えばよいか改めて考えさせられましたので、そのことについて書きますね。

前回はこちら→自然に沿って過ごしましょう

 

人間の体を動かす力「体力=エネルギー」とは、人により異なります。

 

例えば、睡眠が3時間でも問題なく生活が送れる人もいれば、絶対に7時間は必要という人もいます。中には9時間は寝たい!という方もいらっしゃいますよね。1日のうち、どの時間帯に睡眠を取ってもエネルギーを充電できる人もいれば、毎日、決まった時間に睡眠を取らないと充電できない人もいます。

 睡眠のメカニズムは未だに解明されていませんので、自分を基準に多い少ないと測ることは出来ないのです。

私の場合は、7時間以上は寝たいというタイプであり、早起きが苦手です。朝の早い集合はダメダメであり、しかも、体が疲れてきますと7時間でも足りないのです。

幼少のころは「根性がない!」と言われましたが、睡眠に根性論を持ち出されても困ります・・・。

でも、幼少期の私は可愛かった!「そうか、私は根性がないのか・・・」と落ち込んだモノでした(笑)

 

話が反れたので戻しますと、、、

体を動かすエネルギー量には個人差がありますので、与えられたエネルギー量内で動かさないと倒れてしまうのですよ。

 

あの人は夜まで残業して仕事をしているのだから自分も残業して働く!

お金が欲しいから休日に休まずに働く!

 

な~んて事をしていると、いずれ自分の体に限界が生じること間違いなしです。

特に体力に自信のある、そこのあなた!気を付けてくださいね。

 

体を壊しても誰も助けてくれませんし、仕事を続けることもできません。

 

もし、神様が人間の体を作ったとしたら、神様は頑張った分だけ生かしてやろう!という考えもしてくれません。むしろ、体を壊すことの方が神様の怒りにふれ、自然に沿った生き方をすることの方が神様はご褒美を下さるのかもしれませんよ。

 

自然に沿った過ごし方とは、自分の体に耳を傾けて楽しく過ごすことのように思います。現在、ムリをしているなぁ~と思っている方!思い切って休んじゃいましょう~♪

 
 

運をよくするにはどうしたらいい?

ある治療院での仕事を紹介されました。

ほぅ~~~。私は本当に運のいい人間だとまたまた思ってしまいました。

どんなに優秀な同窓生であっても、この業界で働いてない人も多いのですが、私のように自分で求人を探すこともなく、他人から声がかかることに毎回びっくりしています。

そして、「縁」の大切さを再確認しました。

 

さてさて、この「縁」ってどうやって呼べばよいか知りたくないですか?

 

ずばり!自分の「思い=エネルギー」の強さに尽きます。

 

一瞬だけ思いを募らせてもダメですよ。

自分の「思い」を強く持ち続けていることで発揮されます。この強い「思い」によって運を引き寄せていけるようになると確信しました。

 

だって、ネガティブな「思い」を持ち続けていれば、ネガティブな状況が起るってことです。悪いことが周りに起っているとしたら、ネガティブな思いが強いのかもしれませんよ。そんなのイヤでしょう?

 

誰もが自分の人生をより良くしたいと思っている筈。

自分が良いと思える状況を想像してみてくださいね。「思い」というのは自分勝手にできることです。しかも無料!

 

そして、人生は自分で選択して切り開くモノ。

要は自分の人生に「しつこく」「ねちっこく」なればいいってことなんですよ。

 

じぇーんじぇん効果を感じないと言うけど本当は、、、

脚が不自由で手術を勧められているNさんの治療をしています。

杖を使用してやっと歩いている方です。7月の中旬の発表会には杖不要でステージを歩きたいとのこと。

初めてお会いした時は、かなりの熱感と腫れがあり、とても辛そうなご様子でした。

ところが「はり」をするようになって直ぐに熱感は引き、腫れもかなり良くなったのです。やっぱり「はり」ってすごいな~って思っている私とは違い、ご本人は全然変わらない!と言います。

え゛???全然???うっそ~ん。

こんなに変わっているのに変わってないと思うのか・・・。

Nさんの言葉には毎回驚かせられますが、よくよく話を聞いてみますと、スタスタと前のように歩けるようになってないと言うのです。そして、自転車に乗れるようになりたい!って言い出しました・・・

え゛ーーー!!!目標が変わってるじゃないですかーー!!!

その話を聞いてから、全然変わっていない!というコメントに驚くことがなくなりました(笑)

整形外科の先生にスッキリした足になったね!と言われ、、、

治療後の歩行時痛はないけど続かないのよ!と言ったり、、、

立ち上がる時に痛みがなくなって、動作が早くなっていると認めたり、、、

そして、先日は、Nさんの希望する日に予約が取れないことを伝えると、何とかして欲しい!と強く言われました。

これって「はり」の効果を感じてるって言っているようなモノ。

Nさんが、とっても可愛く見えました(笑)

初めて「はり」を経験されて、少しは良いモノと思い始めているのでしょうか。治療中に発するNさんの「声質=エネルギー」も変わってきているのですよ。

体が変化しているのでしょう。

あと2週間ほどで、どのくらい効果が出せるか?杖不要で歩けますからね。

とっても楽しみです。

少し物足りないくらいがいい~

以前、体調不良の方を続けて10回ほど治療したときのこと。

かなり体が弱ってしまい、なかなか改善しない方でした。毎回、1時間ほど治療していたのですが、なかなか改善が見られないので、ある先生に相談をすると「やりすぎ!」と言われることがありました。もっと短く簡単で良いというのです。

えっ~~~!!

次回の治療を30分程度で終わらせたのですが、、、

「なんだか物足りない・・」と言うのです。

そりゃ~そうだよね!今までより時間は半分だし、治療後のボォ~っと怠くなる症状がないのですから。

治療効果がでずにションボリしてましたら、翌日の効果は「今迄で一番よかった」と言うではありませんか!

えっ~~!!うっそ~ん。

大変びっくりしましたが、本人はもっとびっくりしてました(笑)

「はり」治療って、刺されてズ~ンと響いたり、電気を通してピクピクしたりすることで、効いているような感覚を覚えるのですが、残念なことにその感覚は効果とは全く関係ありません。また、治療後の気怠い感じがないと効いていないように思ってしまいますよね。

マッサージのように、揉んで手ごたえを感じる方がやって貰ったという感覚を受けますが、強い刺激を定期的に受けますと、同じ刺激では満足できなくなり、更に強い刺激を求めるようになります。

一説には、筋肉を刺激し続けると筋肉が固くなってしまって逆効果ということも。そうなると、治療しても治癒はせずに、悪化してるってことにもなるってことですよね?

それってイヤだな・・・

 患者さんが「もうちょっと、やって欲しいなぁ~」と思うくらいで終了するのが良いってことですね。

「ごはん」も「はり」も八分目がちょうどいい~

 

人の役に立つって、、、生きてる人の特権です

90歳のMさんの治療をしています。骨折をされて歩けなかったのですが、かなり回復されてきています。

週に1回、自ら歩いてデイサービスへ通っているほど。本当に元気な90歳です!

デイサービスに参加される方は、お風呂を入れてもらったり、食事を食べさせてもらったり、映画をみたりして過ごすのですが、、、Mさんは参加される方の食事の用意をしたり、食後のお皿を洗ったり、お手伝いをして帰るのだそうです。

サービスをされる側なのに、Mさんがサービスをしているのだと、楽しそうにお話になるではありませんかっ(笑)

お話が始まる当初は、デイサービスは行くのがツマラナイ・・・と、お話していたのに、お話が終わる頃には、行くのが楽しみです!と、仰るのですよ。

まぁ~(微笑)

以前、Mさんが私にお話されたことを思い出しました。私は生きていることに意味があると思っているんです!と、Mさん。

はい!もう既に見つけられて行動なさっていますよね。

人の役にたつことが、喜びだとご存じなのです。もっとやりたかったことも沢山あると仰いますが、娯楽よりも何よりも、人のために何かをするって、娯楽の何百倍も幸せを味わえますよ。

この頃、なんとなく元気がないMさんでしたが、帰られるころにはすっかり笑顔も戻り楽しそうです~。

患者さんの笑顔は、効果の判断にもできますが、治療家を元気にしてもくださいます。ありがたいことですね~♪

楽しいひと時を過ごすと体もよくなるよん

パーキンソンの方(Sさん)の治療をしています。

パーキンソン病パーキンソン症候群がありますが、薬がよく効いて、脳の画像診断で異常がない場合は、パーキンソン病の確立が高いです。脳から分泌されるドーパミンの量が減少してしまうのです。

症状としては、体を動かそうとせずとも震えが生じたり、筋肉が持続的にこわばったり、動きが緩慢になったり、姿勢が保てない等があります。

Sさんと初めてお会いした時は、随分と辛そうな様子でしたが、私が治療の一部を担当する翌日から調子がよいと仰います。

わぁぉ~~!!本当かどうか?は別として、とっても嬉しいです。

確かにこの頃は、顔色もよく表情が豊かになっています。本当によかったですねぇ。

 

パーキンソンの症状は、時間をかけて治療していくことが必要です。完治よりも、進行を遅らせることを目指す必要があります。そのくらい、ゆっくりな気持ちで治療すると気持ちも焦らず、よい治療につながります。

そして、特に姿勢の保持が難しいので急に進路を変えるようことはしないようにご注意ください。横転をして骨折をすると、症状を悪化させる原因になります。こちらの方が深刻です。

ゆっくりとでも動ける毎日を過ごすことが大切なのですよ。

私はこのSさんの治療の一部ではなく、全治療を受け持ちたいと感じています。治療中に色々とお話をすると、よく笑っていらっしゃいます。

治療も大事だけど、楽しい時間を過ごすことが大切なのです。そうそう!私はそれなりに楽しませることが得意ですから(笑)

もっともっとよくなりますよ!お楽しみに~

はりの痛みって、いったい・・・何?

毎週「はり」の練習の日があり、先生に「はり」をします。

卒業後に「はり」を打つ練習が激減したため最初は緊張しましたが、何回か練習していく内に随分と感覚が戻ってきました。

痛みを感じやすい私としては、必要以上に相手の痛みを気にしすぎて、思いっきり打てないタイプですが、、、

先生:「上手ですよ!」

 私:「イヤイヤ、、、」+お世辞でしょう~と心でつぶやき・・・

先生:「今まで、体を貸してきたけど大丈夫です。早めに臨床へでましょう!」

 私:「えっ?!」

うっそ~ん。直ぐに臨床へ出るなんて、困るな~と思い、自主練習を始めました。。。

 

痛みのない治療が理想ですけど、1本も痛みの出ないない治療は難しいそうです。

実際に臨床の現場でも、普段痛みを感じない患者さんが、痛みを訴える日があります。痛い「はり」って、施術者の問題と決めつけていたのですが、体の状態がよくないときに痛みを伴うこともあるようです。

もちろん「はり」の種類や部位によるものや、体質的に痛みを感じやすい人もいます。他には、下手な人に打たれると痛いこともありますよ(笑)

また、どうしても痛い鍼、熱い灸をしなくてはいけないこともありますしね。

 

沢山書いてみましたが、それでも痛みはない方がよいですよね!できる限り刺激の少ない治療をしたいと思います。

自分にあった先生が見つかるとよいですね。